スーツにさりげなくつけたいピンズ 05
伝統のいま
伝統工芸と呼ばれるもののいまが気になり始めて早1年半ほど。時間が経つのははやいもので。
ということで行ってきました神奈川県。
露木木工所
露木木工所というところにお邪魔しました。
JR早川駅から歩いて10分ほどでしょうか、建物に入るとオフィス兼ショップになっていました。
箱根寄木細工と秘密箱
寄木細工とは字の通り木を寄せて模様がつくられた細工のものを言います。
完成品は精巧でまるで木に模様を描いているようにすら見えます。
箱根寄木細工といえば有名なのは秘密箱。
どう使えば良いのかすら今の私にはいまいちぴんときません。
ショップには大きなモノから小さなモノまで種類も多く置いてありました。
秘密箱や棚やお盆、箸置きなどなど。中にはマウスパッドも。寄木細工も時代とともに変化しているのを感じました。
木端でみる寄木細工のつくりかた
入口近くにつくる過程で出た破片、いわゆる木端が置いてありました。
「ご自由にどうぞ」らしいのでご自由にどうもしました。
王道ともいえる「麻の葉」模様の木端です。
表面は綺麗な模様になっていますが、裏を見ると
このように接着剤も付いていて、木がどのように寄せられているのか一目でわかります。
ふむふむ、ここがこうなってこうなっているのかなるほどわからん。
少し余談になりますが麻の葉模様は、
このカタチをいくつも組み合わせてできているらしいです。なるほどやっぱりわからん。
ピンズ
そんな箱根寄木細工でピンズを見つけました。
いまの生活にすんなりと入ってくるモノに思わず手が伸びました。
迷わず購入。
スーツを着ている人でオシャレだなぁと思う人はたいていピンズやチーフの細かいところまで気を使っています。
これをつけていると「あ。それ知ってる!寄木でしょ!」
と思っていたよりも色んな方から声をかけられます。
そんなちょっとした会話が嬉しかったり。
オシャレで素敵なピンズに出会えました。